うんじゃくせしぼんを開く。

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ゴブリンスレイヤー 6巻 感想.zip

「ゴブリンを退治したい、それ以外はしたくない、と言っていて……」
「一党は?」
「ないみたいです」
「馬鹿げている」
新たな冒険者希望者の集まる春。ゴブリン退治だけを希望する魔術師の少年が受付嬢を困らせていた。
一方、辺境の街から少し離れた場所に、冒険者訓練場が建設中。そこには、かつて村があったことを、ゴブリンスレイヤーは知っていた――。
「ゴブリンをぶっ殺すんだ! 」
少年魔術師らと一党を組むことになったゴブリンスレイヤーたちはゴブリンの跋扈する陵墓へと向かう。
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第6弾!  

 

今巻は女神官を筆頭に新人冒険者達の成長の物語。
特に女神官が今回素晴らしかったです、ネタバレするのは嫌いなので細かい所は伏せますが彼女がゴブリンスレイヤーと出会って1年の節目というタイミングでの苦難と成長が描かれており女神官への好感度が更に上がる巻だったと思います。

 

物語としてのスポットが変わってきたので最近は初期のころのゴブリン退治をひとつひとつじっくり書いていくという感じでもないですが、今回はその極みって感じです。一気に十ヶ所廻ってますからね。全体が薄味になっている印象は否めません。
その一方で、別のパーティの全滅の過程を丁寧に描くスタイルは変わってません。
あと、今回は女神官がパーティの指揮をとるという内容になってます。